当院のHPにおいて、数箇所に貼っている文言の事について、
少し書きたいと思う。
「当院では、患者さんご自身の要望によるハップ剤(湿布など)及び固定具(腰痛防止用さらし及びコルセット、テーピング用テープなど)以外、一切の販売を致しておりません。」
・・・である。 つまり、何故売らないのか?という質問を受けた。
理由は簡単である。
売るのが面倒だから、、、いやいや、売りたくないからである。
品物を売るのは、簡単な事だと思う。
例えば、ある症状の為に、通院している患者さんが、良くなって来たとしよう。
その患者さんに対し、「コレを使えば(或いは飲めば)更に良くなるのでは?」
ただそう言うだけである。
患者さんはどう思うだろうか。
無論、それは良いものであるのが、大前提であって、如何わしいものなら
即座に詐欺的行為に陥っていくワケだが、恐らくこうではないだろうか・・・
「あの先生が勧めるのだから、きっと良い物に違いない。」
・・・といったように、少なからず、義理人情に働きかける結果となるだろう。
私はこれが許せない。義理で通院してもらうほど、虚しいものはない。
患者さんというのは、当院にとって「ゲスト」であり、治療を含め、
気を使うのはこちら側にあるからだ。
また、恨まれるような結果にもなり兼ねない。
実は10年ほど前、あるサプリメントを扱っていた事があるのだが、
非常に不評で、取り止めた経験がある。
何が不評だったのかと言うと、体には間違いなく良いものであったのだが、
兎に角も味が悪い。 自分でも味わってみたが、確かに美味くない。
それでもと、試供品を何人かに配ってはみたものの、評価は変わる事は無かった。
「良薬、口に・・・」とは言うけれども、それにしても・・・である。
結局、にこの一連のものを患者さんに売った事は、たった1度しかない。
幸いにして、在庫を抱えない販売方法だったので、その点は助かったが、
これ以降二度と売るまいと思ったのは事実である。
・・・などなどの理由を元に、当院では、一切の販売を行わなくなったのである。
しかしながら、それだけでは余りに責任転嫁であるし、無責任である。
また、肝心な指導・アドバイスという部分に欠けてしまうことから、
「こういうものが良いですよ。」と、治療に際し付け加えるようにしている。
幸いにして、最近ではドラッグストアやホームセンターで何でも買える時代だし、
選び放題と言って良いほど種類も豊富だ。
逆な言い方をすれば、どれを買えばよいのかの指標にでもなればと、
思うのである。
まあ、そもそも私の行うカイロプラクティック治療の他に、何が必要なのかと
疑問に思う事も多い事から、取り扱わない次第である。