2012年8月 3日 (金)

施術被害を防ぐために

昨日、テレビを観ていると、こんな報道があった。
国民生活センターによると、何らかの施術によって「ろっ骨が折れた」といった相談や「腰をまっすぐにできないほど痛くなってしまった」といった相談が、2007年度以降で825件も寄せられているそうである。その半数近くが整体やカイロプラクティックでの施術だったという。

全く残念な話である。ただ、他人事でもない。
もちろん、当院では、開業以来、一度も事故を起こしたことはないし、細心の注意を払いながら行うというのは当然として、当院の施術スタイルを加味すれば、事故など起こりようもないが、万が一という緊張感に毎日晒されているのは、疑いようもない。

そういう緊張感というのは、外科医が行う手術にも似ているところがあるように思う。観血治療を行うため、患者の生死に関わる重大な責任を負うわけであるから、その仕事の重要性は、我々とは比べようもなく高いし、尊敬してやまない。
ただ、カイロプラクターにはカイロプラクターなりに、逆に中を開けてみることが出来ない難しさという側面がある。にもかかわらず、単に出っ張っているだの、引っ込んでいるだの、ズレたの、曲がったの、そんな単純で不確定な状況を根拠にやっていたら、いつか必ず事故は起こるだろう。
そうやって起こってしまった事故を、あたかも業界自体の問題だと言う理由で、ひとまとめにされることに、著しい抵抗感を持つのである。
確かに、施術する側の学力や能力自体に差が生じてしまうのは否めない。それはどの世界でも同じこと。ただ、「患者」から金をもらう以上、プロである。プロであるならプロらしく、ある一定の水準に達していなければならないはずだ。
患者から投げかけられた症状に対して、施術する正当性を確保しながら誰にもわかりやすく答えられないようならば、速やかにこの業界から去るべきだと思う。

また、危機管理能力というのも忘れてはならない。例えば腰痛を訴える人が来たとしよう。当然の事だが、施術する前に、何故この人は腰痛になったのかの原因を探り、分析しなければならない。
その時に、ろくに問診どころかカルテにすら記入せず、「ああ、ココがズレてるんだな。」などと適当な理由をもとに矯正など施せば、事故を起こしかねないという以前に、それは施術の名を借りた「暴力」である。
細かく問診して、術者が損することはない。患者だって、色々聞いて欲しいことだってあるだろう。それをカルテに書けば術者にとって財産になる。更に触診等々の検査を行い、そこから弾き出された「計算」をもとに施術を行っていけば、仮に治らずとも、事故の起こる確率は、限りなく0に近づいて行くはずである。

それでも、治療家にとっての落とし穴というのも存在する。
何とか早期に治してあげようと張り切り、患者の主訴を追いかけ過ぎてしまうという行為がそれだ。非常に良心的であるように思うこの行為、実は非常に危険な部分を含んでいる。
何がどうなのかの具体的な部分は控えるが、逆に症状が悪化したりすることもある。噛み砕いて言うと、一度の施術で出来うる限界的範囲が存在するのである。
治療家としては、一度の施術で改善するどころか、完治に至れば、正に至福のひとときであるが、世の中そんなに甘くはない。何年となく患ってきたものを、たった一度で治るわけがない。
それならば、焦る気持ちを抑えつつ、僅かずつになるかもしれないが正しい施術を積み上げることにより、自然治癒力を存分に発揮させ治癒に向かわせる方が、よほど建設的であろう。

いずれにしても、患者のためを思って行ったことが、少々過激になってしまった事象であると思っておきたいが、インターン時代に教わった教訓の内、その2つを思い出した。
「治すより、壊すな。」
「100%より、60%の効果」

今後も、沢山の教訓を胸に、施術を行っていきたいと思っているところである。

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2011年3月 7日 (月)

越谷梅林公園へ

毎年この時期と言えば、花粉症、、、はさて置き、日曜日にプラッと、
越谷の梅林公園の梅まつりに行ってきました。

Img_0430

朝9時頃だったのですが、既に結構な人出で、出店も多く出展され、
花も見頃とあって、大変な盛況ぶりでした。
ただ、カメラは持って行くも、財布を忘れて何も買えなかったのが、
少々惜しかったのと、杉花粉に晒された鼻とノドが。。。

まあ、個人的な趣味の一端として、そこそこな写真が撮れたのが幸いです。
いずれ、プリントした上で院内にも飾ろうかと思っています。

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